目次
- インク沼のみなさんへ「 #ぬりたくり絵 」カードのご提案
- インクカード(名刺サイズ)
- ポストカード(はがきサイズ)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(moe編・NTC-04)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(bechori編・NTC-05)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(mizutama編・NTC-06)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(たまづき編・NTC-08)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(とのりむ編・NTC-09)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(Kay編・NTC-10)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(horirium編・NTC-12)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(遊星商會編・NTC-13)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(基板編・NTC-15)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(ComPix編・NTC-16)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(惠編・NTC-18)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(mizutamaさんの1年編・NTC-19)
- ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカードの仕様
- ユーザー様の声と作品
- ぬりたくりお茶会
- 取り扱い店舗様
- お取り扱い・別注柄のご相談・コラボ企画のお問い合わせ
インク沼のみなさんへ「 #ぬりたくり絵 」カードのご提案
インク沼 みんなで入れば 怖くない でもそのインク どう使うのか?
万年筆およびインクのブームはまだまだ続きそうでして、あの魅惑のガラス瓶に入った液体をコレクションされるインク沼の住民は、さらにズブズブと深いほうへハマっておられるようです。
かく言うわたくしも嫌いじゃありませんので、少しずつ着実にインク瓶は増えております。そして思うのが、「これ、一生のうちに使い切れるんだろうか、、、」という不安感、「いままで合計いくら使ったんだろう」という背徳感、そして「そんなに集めてどうするの?」と白い目で見てくる家族への罪悪感!(大袈裟?いや、みんな思っているはず!)
しかし、少なくともコツコツと字を書くだけでは、どう考えても使いきれません。食品ほどではありませんが消費期限もありますし、もう少しスピードアップしないと!
そんな背景もあり、最近はインクを楽しく消費しようという文具がいろいろと出るようになりましたね。
ノウトも考えました。
「いろんなグッズが出ているけれど、自分ひとりでインクを消費するのでは、やはり限界がある。せっかく自分が気に入って買ったインクなのだから、例えば推しインクとして友達に見てもらうことを考えたら、もっと楽しく消費できるのでは?」
具体的に言うと、自分のインクをポストカードに塗って、友達に郵送する!というイメージですね。(もちろん手渡しでもいいのですが)
ということで、毎週土曜日の17時からあたぼうさんと配信しているインスタライブの視聴者さんに、「好きなインクをはがきにぬりたくって送ってください!」というコーナーを呼びかけてみました。
すると、みなさん楽しそうに自分の好きなインクの名前や説明を書きながら、ぬりたくって送ってくれたのです。
「これはなんだか楽しいかも!よし、カードにぬりたくる方向性でいってみよう!」
インクを楽しく消費するためのカード開発
みなさんにお送りいただいたポストカードを拝見していますと、ハガキ一面にインクをぬりたくったもの、絵を描いてくださったもの、文字が多いものなどいろいろでした。
しかしその一方で、特にルールなしでお願いしたものですから、どう塗ればいいのか困っている感じの方もお見受けしました。
だとすれば、何かガイドになるようなもの、何も考えずにインクを塗れる仕組みがあったら、負担が減るのかな、もっとシンプルに楽しんでいただけるのかなと。
そんなときにふと思ったのが、「絵が苦手でも、字が下手でも、ぬりたくるだけなら誰でもできるわけだから、初めから図案を仕込んでおけばいいではないか!」というアイデア。
普通のぬり絵だと、手先の不器用な人は、枠線からはみ出すのが気になるだろうし、配色を考え出したらめんどくさくなってしまうと思いましたので、本当にぬりたくるだけのやつがいい!
そうして生まれたのがこの「ぬりたくり絵」(商標登録済)カードシリーズです。
理論上、紙に図案を水を弾くインクで印刷すれば、水性の万年筆インクをぬりたくった時に、絵や文字が浮かび上がってくるはず。
しかし本当に思ったようになるのかは、印刷工場さんにお願いして、やってみないとわかりません。
何社かの印刷メーカーさんに相談したところ、守備範囲が違うのかあまり良い返事をいただけない中、ふと思い出したのが数年前に工場見学にお邪魔した欧文印刷さんでした。
欧文印刷さんは、あのホワイトボードをハンディサイズのノートにしたヌーボードシリーズを開発したメーカーさんです。水を弾く印刷加工はきっと得意なはず!と直感しました。
思い立ったらすぐに連絡、ノウトのやりたいことを説明しましたところ、「テストしてみましょうか!」と言ってくださいました。
たまづきさんの「模様」で試作
せっかくテストするのですから、なるたけ印刷に厳しい図案というか、細密な絵がいいと思いましたので、毎日手帳に小さな幾何学模様を描いているインク沼の人気者、たまづきさんに図案のご提供をお願いしました。(たまさん、ありがとうございます!)
さて、ドキドキしながら上がってきたテスト版にインクをぬりたくってみましたら、、、
おおお!超クッキリ!
ぬり広げることで、インクの濃淡や遊色も楽しめそう!
こちらは、同じくたまづきさんのキャラクター「やるきさん」(人魚ヴァージョン?)です。完璧にかわいい。水を弾く実験、ばっちりです!
あとは紙選びですが、インクと紙の相性は極めて重要でして。
同じインクでも相手の紙が異なると、全然違う色に出たりしますので、インクをぬりたくった時に、いい感じに味の出るものを選ぶ必要があります。
今回、何種類も試した結果、最後の画像のように遊色系のインクが色分解しやすい紙が、一般的なインクであっても濃淡の表現がナイスな傾向があるということで、ヴァンヌーボを選びました。
印刷業界では有名な高級紙ですが、大好きなインクの色を最大限に味わうために作っているのですから、迷わず採用。(インク沼は贅沢な遊びなのです!)
さて、これにて生産背景は整ったということで、急いで初回ロットを生産し、2021/10/13からのFRAT#3(ベンチャー文具メーカーの展示会)で発表したところ、会場およびネット上で大反響をいただきました。
さて、本日発表の新作は、、、「ぬりたくり絵カード」です!
インクをぬりたくるだけで、bechoriさん、たまさん、Moeさんの柄が浮かび上がるよー。
(・∀・)ノ#FRAT2021 #天王洲アイル pic.twitter.com/ytP1rUzlyL— 株式会社ノウト(ノベルティ研究所) (@novelty_lab) October 13, 2021
実際にぬりたくってみた様子を動画で(YouTube)
インクカード(名刺サイズ)
当初はポストカード想定での企画でしたが、名刺大のインクカードから発売することにしました。
小さいサイズの方が、物理的にお試ししやすいですから、最初はこちらのほうがいいと思ったのです。まず自分用のインク見本帳をこれで作って、慣れていただければと。見本帳に限らず、推しインクのトレーディングカードとして使っていただくのもいいかもしれませんね。
さて、図案のデザインですが、たまづきさんの他にも2名、インク界隈の人気者、bechoriさんと、moeさんに声をお掛けしました。
透明なインクで印刷してありますので、見た目は真っ白いカードになりますが、水性インクをぬりたくると、、、
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカード(たまづき編・NTC-01)
たまづきさんのキャラクター、「やるきさん」と「よくぼうさん」が太極図のようにぐるぐる追っかけっこしている柄になります。背景にはこれもたまづきさんの代名詞、幾何学模様が描かれた、非常に細かく複雑な作品です。
細い線のインク弾きを楽しみたい方は、塗っていてすごく気持ちいいと思います。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカード(moe編・NTC-02)
moeさんの作品は、「Me time」というタイトル。お仕事や家事を終えて、自分時間をインクと戯れながらゆっくり過ごして欲しいという願いが込められています。
お月様のイラストもめちゃかわいい!あなたのインク=夜の空の色という趣向ですね。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカード(bechori編・NTC-03)
次は、現在のインクブームの仕掛け人のひとり、レタリング作家のbechoriさん。インクファンなら誰でも見たことのある、あのbechoriさんのインク見本のフォーマットを、そのまま名刺サイズに落とし込みました。これをそのままお店のインク見本に採用されているインク販売店さんも多いです。
レタリング、やってみたけどなかなかうまくいかない~という方、これならインクをぬりたくるだけでbechori気分が味わえますよ。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカード(omitment編・NTC-07)
総柄的なものが必要なんじゃないかということで、ノウトのデザイナーomitment(アパレル出身!)による花の総柄もできました。
遊色系のゆらめくインクをぬりたくると、フローラル感が際立ってたまんないです。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカード(とのりむ編・NTC-11)
人気インクマーカー、Tono&Limsさんのキャラクター、くまさんも登場です。
ベタぬりの面積が大きいため、お腹のあたりでちょっと調色してしまったりと、楽しみ方いろいろです。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカード(マーブル編・NTC-14)
墨流しという染めの技法がありますが、あのマーブル模様の雰囲気がぬりたくり絵で再現できたらかっこいいなと思って作りました。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵インクカードの仕様
・本体サイズ:91x55mm(名刺サイズ)
・素材:紙(1パック25枚入り)
・販売価格:1,000円(+税)
※水性インク全般用ですが、顔料インクより染料インクのほうが適しています(きれいに弾きやすい)。まれに弾きにくいインクもありますので、お試しの上ご利用ください。
※顔料自体は固体ですので、こすりつけるように塗ると弾かなくなります。同じくラメも固体ですので、付けすぎにご注意ください。また古いインクなど、成分が濃くなってしまったインクも弾きにくい場合があります。
このように塗った例を印刷したパッケージとなります。
ポストカード(はがきサイズ)
ポストカードの図案デザイン最初の3種類は、インクカードに続いてbechoriさんと、moeさん。そしてmizutamaさんに描いていただきました!
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(moe編・NTC-04)
moeさん作。インクカードはお月様=空だったのが、今回は海の生き物のパーティー!購入されたお客様からは「ジンベイザメかわいい!」という声が。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(bechori編・NTC-05)
「あなた色の人生を楽しもう!」bechoriさんからの素敵なメッセージです。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(mizutama編・NTC-06)
mizutamaさんには、クリスマスカードをお願いしました。もう、安定のかわいさですね~。
※NTC-19で、1年間ヴァージョンが出ましたので、この品番は在庫なくなり次第、終売となります。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(たまづき編・NTC-08)
インクカードが好評のたまづきさんに、ポストカードもお願いしたところ、題して「華窓」柄というエモい図案をご提供いただきました。縦でも横でも、半分に切ってもOK。あえて余白を多くして、ぬる方のオリジナリティを発揮できるように考えられています。
これはティッシュにインクを含ませてポンポン叩いたものです。こういった淡い色でも、濃い色でもインクが引き立つ柄ですね。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(とのりむ編・NTC-09)
みんな大好き、Tono&Limsさんのマスコット、くまさんを敷き詰め柄にしました。全部いっしょの色でも、列ごとでも、一匹ずつのぬり分けでもかわいいです!
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(Kay編・NTC-10)
絵も描けるレタリング作家さん?それともレタリングも得意な絵描きさん?
多彩な表現が人気のKayさんにはバースデーカードの柄をご提供いただきました。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(horirium編・NTC-12)
文具ファンにとっては飾り原稿用紙のデザイナーとしておなじみの、hoririumさんにはインク沼の無限柄を描いていただきました。
ドロステ効果という構図なのだそうです。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(遊星商會編・NTC-13)
天の川をぬりたくり絵で表現したいと思っていたのですが、なかなか難しくて困っていたときに思い出したのが遊星商會さん。
主に箔押しで表現されていた、この完璧にエモい星図の柄を、ご提供いただくことができました!
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(基板編・NTC-15)
男子の大好物、基板!と思って作ったのですが、意外に女性からのウケがよく、驚いています。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(ComPix編・NTC-16)
ゼンタングル風の植物模様です。ウクライナのComPixさんというクリエイターさんの作品です。
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(惠編・NTC-18)
魔法をイメージしたデザインで大人気の惠さんの「ワルプルギスの夜」という図案をぬりたくり絵用でご提供いただきました。
彼女の世界観をお楽しみいただきたいです!
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード(mizutamaさんの1年編・NTC-19)
NTC-06でクリスマスカードを描いていただいたmizutamaさんの、1年間ヴァージョン!
年賀状、春のお花畑、夏のクリームソーダ、秋のハロウィン、冬のクリスマスと、1年間の図案が1枚ずつ5枚入った変則セットです。(こちらのみ800円+税)
ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカードの仕様
・本体サイズ:100x148mm(ポストカードサイズ)
・素材:紙(1パック5枚入り)
・販売価格:700円(+税)
※水性インク全般用ですが、顔料インクより染料インクのほうが適しています(きれいに弾きやすい)。まれに弾きにくいインクもありますので、お試しの上ご利用ください。
※顔料自体は固体ですので、こすりつけるように塗ると弾かなくなります。同じくラメも固体ですので、付けすぎにご注意ください。また古いインクなど、成分が濃くなってしまったインクも弾きにくい場合があります。
このように塗った例を印刷したパッケージとなります。裏面には「POST CARD」の印字がされています。
ユーザー様の声と作品
ユーザー様から、たくさん作品をSNSにアップしていただいております。いろんなインク、いろんな方法で楽しんでいただけてうれしいです。
mizutamaさんも早速「インスタぬりたくりライブ」をしてくださいました。万年筆インクに限らず、コピックや水彩鉛筆など、ぬりたくり絵の可能性を広げていただき、さすが文具の伝道師です。
この投稿をInstagramで見る
ぬりたくりお茶会
ユーザーさんを事務所にお招きして、毎月インク遊びのお茶会をしています。
取り扱い店舗様
お店によってどの柄をチョイスされているか異なりますので、ぜひ店頭にてお確かめくださいませ。
・コーチャンフォーミュンヘン大橋店(北海道)
・カネイリ番町店(青森)
・八文字屋(山形)
・おかげさま文房具店(山形・オリジナル柄)
・ペンとインクと文房具の店 樂(宮城)
・坂本紙店(福島)
・ペントノート(福島)
・文具館タキザワ長岡店(新潟)
・PENBOX小針店(新潟)
・知遊堂上越国府店(新潟)
・ツバキ舎(新潟)
・上野文具(栃木)
・NBC前橋店(群馬)
・旭屋書店新越谷店(埼玉)
・旭屋書店船橋店(千葉)
・東急ハンズ新宿店(東京)
・文京堂(東京)
・インク港北TOKYU.S.C.(神奈川)
・文教堂溝ノ口本店(神奈川)
・文章堂(神奈川)
・横浜ロフト(神奈川)
・山梨県立科学館(山梨)
・文具館コバヤシ清水店(静岡・オリジナル柄)
・セブン-イレブン富士市中柏原店(静岡・オリジナル柄)
・インク沼津イーラde店、富士・本市場町店、清水町・卸団地店(静岡)
・三光堂(愛知)
・東急ハンズ名古屋店(愛知)
・TSUTAYAウイングタウン岡崎店(愛知)
・TSUTAYA 鈴鹿中央通店(三重)
・文苑堂書店富山豊田店、戸出店(富山)
・カルトレリア金沢店(石川)
・ギフショナリーデルタ(大阪)
・NAGASAWA 梅田茶屋町店(大阪)
・パルネット狭山店(大阪)
・Stationery AURA(大阪)
・奈良 蔦屋書店(奈良)
・うさぎや(岡山)
・文華堂(島根)
・多山文具(広島・オリジナル柄もあり)
・piccolo(福岡)
・いいやんステーショナリーズ(福岡)
・積文館書店八女店(福岡)
・インクのお店 よかいろ(佐賀)
・石丸文行堂(長崎・オリジナル柄もあり)
・デサキ大分わさだ店(大分)
・デサキ熊本菊陽店(熊本)
・文具のしんぷく本店(鹿児島)
・カルトレリア鹿児島(鹿児島)
・ナイン雑貨ストア(通販)
・Favorite Note(通販)
・ノウト通販係(通販)
※問屋様経由の納品で、お取り扱い状況がわからない販売店様もございます。よろしければこちらに掲載させていただきますのでどうぞご連絡くださいませ。
お取り扱い・別注柄のご相談・コラボ企画のお問い合わせ
通常のお取り扱いに加えて、別注柄のご依頼が増えてきました。ご当地インクにちなんだイラスト、お店のキャラクター、クリエイターさんとのコラボなど、オリジナル柄の別注も受け付けております。
・通常のお取り扱い、カタログ送付のご依頼などのお問い合わせはこちらへ。
・販売店様、法人様の別注お問い合わせはこちらからどうぞ。(ロットや注意点などをご案内します。)
・個人のクリエイターさんがオリジナルを作りたい場合のガイドラインはこちら。