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Mozu君(ミニチュアアーティスト)初のグッズ製品、錯視トリックノート「NOUTO」。
情熱大陸に出演
ついにここまで、、、Mozu君、情熱大陸への出演、おめでとうございます!
次回の #情熱大陸 は
4月3日(日)よる11時〜放送ミニチュアアーティスト/Mozu
コンセント横に広がる小さな世界
リアルとユーモアの境界を楽しむhttps://t.co/5Se5dRTk0x#mbs #jounetsu #ミニチュアアーティスト #Mozu @rokubunnnoichi pic.twitter.com/Dj06ZRnrB0— 情熱大陸 (@jounetsu) March 27, 2022
今やミニチュアアーティストとして世界から熱い視線を注がれるMozu君ですが、最初のコラボグッズはこの、錯視トリックノート「NOUTO」なのです。
ぜひ、19歳当時のMozu君のエネルギーを、ご覧ください!
錯覚展のミュージアムグッズとして大人気
錯視や錯覚というのは、いつの時代も大変に人気のある美術館や博物館の特別展テーマです。
毎年、どこかの地域で錯覚展や錯視展というような催しが開かれています。最近はデパートの催事などとしても人気ですね。
そういったイベントのミュージアムグッズ、お土産として、この錯視トリックノートはご好評をいただいております。会期の限られた展示会では、仕入れをしにくいものですが、売れた分だけ清算していただく委託販売もいたしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
クラウドファンディングでの改訂ベスト版ご支援ありがとうございました。
※錯視トリックノート「NOUTO」は、改訂ベスト版へ移行いたしました。(JANコードやメーカー品番も変更となります)
新作の例
改訂ベスト版では30作品中、新作が13作品入れ替わっています。
完成までの経緯(開発ストーリー)
天才ジオラマアニメーターMozu初のプロダクト、錯視トリックノート
このノートを作ろうと思ったのは、2020年現在21歳のMozu君がまだ高校2年生の頃でした。
実は、彼のお父様である水越浩幸さんとは長いお付き合いなのですが、あるときフェイスブックで、不思議な投稿をされていたのです。
ん?
ノートの上に、クツワさん(文具メーカー)の三角定規が2枚置いてあります。
だからどうした?と思いましたが、文章を見て一瞬、目を疑いました。
「この春で高2になる息子ですが、相変わらずトリック落書きノートもやっているようです」
こ、これ、本物の写真じゃなくて絵なのか!
確かに手前の定規をよく見ると、字が印刷されたものでない、ゆるい感じだったりして、絵であることがわかります。
しかしこのクオリティ、、、友達はみんな騙されるよなぁ、、、というか、こんな素敵ないたずらに騙される友達がうらやましい!
水越パパの他の投稿もつぶさにチェックしたところ、いろいろなパターンが!
立ってる!
穴、開いてる!!
反り返ってる!!!
おもしろいなぁ。もともと錯視やトリックアートが大好きなわたくしは、一瞬で息子さんの落書きの大ファンになってしまいました。
そして、同時にこう思ったのです。
「こ、このノート、欲しい。」
しかし、芸術高校へ通う若きアーティストの作品です。軽々しく「譲ってください」とは言えませんでした。
そうそう、遡ることさらに数年、OK GOがトリッキーなMVをリリースするたびに、夢中になって観ていたころから、こういう楽しいことがしたい!とぼんやり考えていたのを思い出しました。本当のスタートはそこだったのかもしれませんね。
複製というアイデア
それからしばらく悶々としていたわたくしですが、「譲ってもらうのは申し訳ないけど、コピーさせてもらえばいいじゃん!」ということに気付きます。
そして「作品をまとめて、ノートにしたらどうか?」という結論にいたります。かなりストレートですが、このベタな落書き感というか、若いエネルギーの詰まったライブ感というか、そういったものをそのままノートに凝縮したら、おもしろいものができるのではないかと思ったのです。
ノートへの落書きって、誰もが通る道ですしね。大人のみなさんには、ノスタルジー的な感覚も呼び起こしてもらえたら素敵だなと。
思い立ったが吉日。早速、水越さんの会社へ押しかけて、息子さん(=Mozu君)にも打ち合わせに入ってもらい企画を話しました。
「こんな楽しいノートがあったら、みんなにインスタグラムやツイッターに投稿したりして遊んでもらえるんじゃないか?」
「学校や職場でのコミュニケーションツールにもなるのでは?」
「アドレナリンが噴き出して、脳がちょっと活性化するかもね!」
「だったら名前は脳扉(ノウト)ってどうだろう?」
水越さんもMozu君もノリノリで、ぜひやろうよ!ということになりました。
企画をいろんな方にプレゼンテーションするためのスライドも作りました。(懐かしいデータが残っていましたので、アップします。)
当時、毎週開催している文具の朝活などでもみなさんに見ていただき、クラウドファンディングでプロジェクト化したらいけそうでしょうかとお聞きしたものです。
しかし、そうこうしているうちにMozu君は高校の卒業制作作品に取り組む時期になり、またわたくしも独立を控え仕事が立て込み、時間のかかりそうなこのプロジェクトは自然とお蔵入りになってしまいました。
それから2年。Mozu君は高校を卒業し、進学せずにプロとして歩み始めました。彼はすでに、在学中にコマ撮りアニメ作品がTBS主催のアジア最大の映画祭「Digicon6」で、ユース部門の最優秀賞ゴールドを受賞したり、その精巧なジオラマ作品がツイッターでバズりまくるなど、スーパー高校生、天才クリエーターと呼ばれ、話題の人となっていました。
このままいけば、海外のプロダクションで働くという彼の夢が加速して、日本でじっくり打ち合わせしてものづくり、、、という作業は不可能になってしまうかもしれない!
今しかないと思ったわたくしは、プロジェクトの復活を打診し、満を持してクラウドファンディングにチャレンジすることとなりました。
Mozuプロジェクトスタート
さて、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、「天才ジオラマアニメーターMozu初のプロダクト、落書き錯視ノートを作りたい!」というタイトルでスタートした当プロジェクトですが、実は不安だらけのスタートでした。
ノート一冊分を錯視トリック作品で埋めるには、30枚ほどの図案が必要です。しかし、スタート当時、Mozu君のネタはせいぜい10種類くらいだったのです。「さすがにちょっと足りないよねぇ。」ということになり、あーでもないこーでもないとネタ出し会議をしました。
シャーペンの芯(浮く?立つ?)、消しカス、枠が浮いてるやつ、水滴系、三角定規など定規、起き上がる線、面が凹むやつ、面をつまむ系、ページ折れてる系、めくる系、面が落ち込む系、ノートの面を立てる系、ホチキスの針、値札(裏表紙?)、バーコード(QRコード)、何かを置いて完成するタイプ(立てかける、浮くなど)、髪の毛、浮いて踊ってる字、面が破れて下の景色が見えている、セロテープ、ちょっとめくれてる付せん、平面にすごい立体物がある系、罫線をいじる系、鍵盤、チャック、くぎ、ネジ、小さい人間、パラパラマンガ系、ページ数で遊ぶ系、モザイク系、、、
ざっと言葉として出ることは出るのですが、実際に描けるか、錯視トリックとしておもしろいか?そうでもないかということを考えると、ほとんどが脱落してしまい、採用ネタがなかなか増えません。
そうこうしているうちに、クラウドファンディングのスタート日がきてしまい、見切り発車。まずは過去に描いたことのあるネタから描いてもらい、随時LINEでブレストしながらひとつずつお題を決めていきます。
そんな中、第二の問題が勃発。
当初は、罫線と鉛筆のための濃いグレー+それ以外の色を使いたい場合の青色の2色印刷で見積もりを取っていたのですが、印刷会社さんに作品を高精細スキャンしてもらったところ、「Mozu君の鉛筆描きの原画を忠実に再現するには、CMYK4色印刷でないと無理。さらに、ノートのリアルさを追求するならば、罫線も特色で別引きするべきです。」との指摘が、、、ま、まさかの合計5色印刷!!!
当然コストもかなり上がりますし、「あーそうですか。」と二つ返事はできません。
しばらく悩みましたが、Mozu君の描き下ろし作品をショボく表現してしまうのは耐えられない。絶対に中途半端な商品は世に出したくありません。
しかし、そういう間にもクラウドファンディングの支援者様はどんどん増えていきます。ついに決断の時がきました。
「5色でお願いします!」
フルカラー印刷でMozu君のイマジネーションが爆発!
いろんな意味で思い切った5色刷りですが、フルカラーOKになったことでMozu君のネタ開発の可能性が広がりまくりました。
確かに、当初の2色という枠組みの中で考えることを思ったら、カラー無制限OKというのはすべてを開放してくれるトリガーだったのです。
Mozu君が一番のお気に入りという「虹」や、
幼少期のお絵描きから垂直に飛び出す「ロケット」などのフルカラーの力作がどんどんと生まれてきました。
また、当初のコンセプトである「中学生のリアルなノート」という点に立ち返ることにより、Mozu君はいろんな教科での図や絵をモチーフにしていくアイデアを得ました。
理科の原子構造あり、、、
社会の日本地図あり、、、(「首都圏」みたいな誤字がちょいちょいあるのも中学生あるあるのリアルということで)
生みの苦しみを味わっていたMozu君ですが、ここから一気に挽回していきます。
なぜ立体に見えるのか?
ところで、Mozu君の錯視トリック、どうしてカメラ越しだと立体に見えるのか、おわかりになりますか?
実は、人間の目と、カメラの違いによるものなのです。
人間の目は、絶えず両目から入ってきた情報を調整しながら、脳と連携して「そうあるべき画像」を再構成します。極めて高性能ではありますが、どうしても人の主観補正が入るのですね。平面のノートはあくまで平面という「あるべき画像」を追っかけてしまいます。
ですから、肉眼でいくら錯視トリックノートを見ても、あまり立体には見えてきません。(ただし定規や消しかすの絵は、立ち上がりの高さがほとんどないので、目でそのまま見てもリアルです。)
それに対してカメラは、レンズを通して入ってきた情報がすべて。単眼レンズを通した、平面的な記録しかできないわけです。錯視トリックはそれを逆手に取ります。
Mozu君は、固定したカメラ越しに見える画像を最初に設定して、立体になっている部分も含めて、カメラを覗いて確認しながら絵を描いていきます。つまり、ある一点からカメラで撮ると立体的に見えるというのは、当たり前のことで、Mozu君がカメラを構えたのと同じ位置から写真を撮れば、間違いなくその「正解の画像」が得られるというわけです。おもしろいですね。
最後の壁は5色印刷のデータ作成
ノートをご覧になる方にとっては、どうでもいいお話かもしれませんが、罫線別引きのフルカラー印刷になったということは、データもそれだけ複雑になっています。
罫線部分と、コンテンツ部分を別のレイヤー(階層)にしてデータを作らないといけません。しかもMozu君の場合、立ち上がって見える柄の上に罫線が被ってはいけませんので、その部分の罫線は地道に消していく作業が必要になってきます。
こうなったらMozu君も意地です。自分の作品を納得できるレベルでお届けしたいというこだわりは誰にも負けませんから、超面倒くさいこの作業をやり遂げました。
そしてついに入稿。
結果的にクラウドファンディングの支援者様には、約一か月遅れでのお届けとなってしまいましたが、どこに出しても恥ずかしくない作品ができたと自負しております。(お待ちいただいた支援者のみなさまには、本当に申し訳ありませんでした。)
今回は、本当に印刷がすごかった。Mozu君の作品の意図を的確に汲み取って、完璧に印刷していただいた誠晃印刷さんに敬意を表します。「Mozu君のノートを複製する」という最初のアイデアを、これ以上ない形で完成させてくれました。
いつも錯視トリックでまわりの人を騙しているMozu君が、「どっちが原画かわからない!」と驚いたほどのリアルな再現を、どうぞお楽しみいただきたいと思います。
ツイッターで26万いいね!の「あの定規」も収録
このプロジェクトでは、いろいろなミラクルが起きました。ノート作成のきっかけとなった落書き定規も他の柄と同じく、今回新たに描き下ろしをしてもらったのですが、最初に描いた数年前と比べて、Mozu君の画力が格段にアップしていました。(本人曰く、画力でなくて観察力が上がったのだそうですが。)
描き上がった作品がこちらですが、Mozu君がツイッターにアップしたところ、なんと瞬く間に26万いいね!を獲得、とんでもない数の方に見ていただくことになりました。
ちなみに、メイキング画像はこちらです。
薄い線は鉛筆、濃い目盛りの線はドローイングペンです。
さらに遡るとこうなります。
錯視トリックノート 「NOUTO」(改訂ベスト版)詳細
この作品を1ページ目として、全30作品を収録した、Mozu作の錯視トリックノート「NOUTO」の目次はこちらになります。
錯視トリックノート 「NOUTO」(改訂ベスト版)目次
打ち消してあるものは、オリジナル版の作品名です。
01.三角定規
02.凹み
03.シャー芯
04.距離問題
05.太陽の動き
06.日本の人口グラフ
07.階段
08.消しかす
09.消しかす(文字なし)切り取り線
10.矢印双葉
11.線グラフ紙飛行機
12.線めくれる
13.地層星の降る街
14.ヘリウムラクガキでんしゃ
15.図形問題(三角形)三次元
16.空中に描いてるぐるぐる
17.線つまむ
18.立方体
19.棒グラフ落とし穴
20.図形問題(立方体)立方体の切り口
21.寒冷前線
22.立体あみだくじ
23.棒人間脱走
24.立体塗り絵月のうさぎ
25.ロケット
26.浮遊コイン
27.連絡帳アブダクション
28.足跡円グラフ
29.習字
30.虹
錯視トリックノート 「NOUTO」(改訂ベスト版)仕様
●メーカー品番:NMMN-07
●JANコード:4589874350368
●製本方法:中ミシン綴じ製本ノート(64ページ)
●本体サイズ:179mm×252mm、厚さ約4mm、約130g(日本製)
●定価:1200円(+税)
こんな方にオススメ
・病院や美容室、サロンの待合室、カーディーラー様のキッズコーナー、飲食店様の本棚などに。お客様をお待たせする場所に置きますと、しばし時間を忘れていただけます。
・ご家庭、学校、職場などでのコミュニケーションツールとして。このノートで成績は上がりませんが、周りに人が集まり人気者になれます。
・研修会などのアイスブレークに。チームに一冊渡して、誰が一番上手に撮れるか?など競っていただくと、盛り上がり仲良くなれます。
・誕生日などのプレゼントに。「なーんだ大学ノートか」と思わせておいて、開いたらサプラーイズ!しばらくその場の話題をかっさらいます。
・SNS投稿のネタに。上手く撮ってアップすると、いいね!の数がいつもとケタ違いです。ハッシュタグ #mozu_nouto を参考にどうぞ。
ハッシュタグは #mozu_nouto を推奨
ユーザーのみなさんが、ツイッターやインスタグラムなどのSNSで、ハッシュタグをつけて撮った画像をアップされています。#mozu_nouto で検索していただくと、力作がたくさんご覧いただけます。
錯視トリックノート「NOUTO」(改訂ベスト版)販売店舗様
・東急ハンズ(店舗による)
・TOIQUE(台東区)
・円形劇場くらよしフィギュアミュージアム(鳥取県倉吉市)
・山梨県立科学館(山梨県甲府市)
・那須とりっくあーとぴあ(栃木県那須郡那須町)
・とりっくあーとぴあ日光(栃木県日光市)
・はまぎんこども宇宙科学館(横浜市)
・浜松科学館みらいーら(浜松市)
・Mozuアートワーク ~ちいさなひみつのせかい~ミュージアムショップ(全国巡回中)
・ヨドバシドットコム(ネットショップ)
・Amazon(ネットショップ)
・ノウト通販係(ネットショップ)
在庫切れのお店もございますので、お問い合わせの上、ご来店くださいませ。
※その他、問屋様経由で仕入れていただいている小売店様もおありかと思います。もしよろしければこちらに掲載させていただきますので、ご連絡くださいませ。
錯視トリックノート「NOUTO」おもなメディア掲載履歴
取材などのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
・@DIME(本物にしか見えない!?トリックイラストだらけのスゴいノート『NOUTO』)
・自由時報(台湾メディア・發現日本模型天才 靠一張三角尺照片竟累積20萬個讚)
・テレビ東京 ワールドビジネスサテライト トレンドたまご(天才少年の落書きノート)
・朝日新聞ウィズニュース(開けば驚く「だまし絵」ノート!作者は19歳、完成までの経緯を聞く)
・Bun2(2018年6月号 Vol.78・至高のイロモノ文具/第45 回 ノートのようでノートじゃない)
・NHK おはよう日本 まちかど情報室(立体をイメージします)
・フジテレビノンストップ(ミラクルエッシャー展の紹介の中で)
・日本テレビ NEWS24「the SOCIAL」(絵が浮き上がる!?話題のだまし絵ノート)
・BS日テレ ぶらぶら美術・博物館(今回のおすすめミュージアムグッズ)
・日本テレビ NEWS ZERO(すごいクリエイターたち特集)
・日本テレビ news every.(すごいクリエイターたち特集再放送)
・TBSテレビ アッコにおまかせ!(話題の商品のコーナー)
・TBSテレビ 王様のブランチ(今日のネタ「大島じゃなくて児嶋だよトリックアート!」)
・新潟Komachi11月号(2018年9月25日発売号・エディターズキーワード)
・22/7(ナナブンノニジュウニ)藤間桜チャンネル(秋元康総合プロデュースのアイドルグループ)
・日本テレビ イノセンス 冤罪弁護士(毎回Mozu君のトリックラクガキアート作品が劇中に登場)
・テレビ朝日 第二企画工場 あの人がいいねした一般人(カズレーザーがいいねした一般人)
・文具のとびら(「Mozu錯視トリックノート」の改訂ベスト版を作るプロジェクトがMakuakeでスタート!)
・FNNプライムオンライン(ノートに立体的な虹⁉ “トリックノート”ベスト版が楽しい…どうやって描いている? )
・活版印刷研究所(ノートのいたずら書きが飛び出して見える)
・神戸新聞「まいどなニュース」(立体に浮かび上がる「だまし絵」作品集)
・日本テレビ「スッキリ」(オープニングで加藤浩次さんが立体撮影にチャレンジ!)
錯視トリックノート「NOUTO」に関するお問い合わせ
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